| ■四川大地震黙祷後、原被告和解 |
「こんなに小さなことのために国家を煩わせるなんて、するべきではないことだ」
中国政府は19日から3日間、全国哀悼日と定め、その初日である19日には、地震発生時刻の14時25分に全国で3分間の黙祷が行なわれた。
同19日、北京のある法廷で、銀行の融資返済を巡って法廷尋問がなされていた。あるマンションの所有会社は、そのマンションの門衛の働きぶりが不満として、銀行側に融資の返済を拒否していたため、銀行側が所有会社を相手取って訴訟を起こした。法廷で原告側、被告側ともに言葉荒げにやり取りをしていたちょうどその時、黙祷の時刻となり審判長が臨時休廷を宣言、両者含めそこに居合わせた人すべては沈痛な気持ちを抱いて3分間の黙祷をささげた。
黙祷が終了した3分後、被告側のマンション所有会社の徐氏は、自分が激高したため言行が悪かったことを誤り、「こんな些細なことのために国家を煩わせるなんて、するべきではないことだ」とし、双方とも円満に和解することに合意した。
人々を悲痛な気持ちにしかさせない今回の大地震であるが、その経験から何かよい教訓を少しでも引き出せるのならせめてもの慰めとなる。
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